12/25 日本株 配当利回りトップ10

配当利回りランキング・全市場

1. 予想配当利回りトップは 8%超えが複数存在

1位の ダイドリミ(3205)8.47% と非常に高い利回りです。

2位の 東洋証券(8614)8.00% となっており、日本株としては “8%台” はかなりレアな水準と言えます。

高配当狙いの投資家にとって、特に注目度の高い利回りゾーンです。

2. 上位には「証券会社」が目立つ

ランキング上位には、以下のような証券会社が多数登場しています。

  • 東洋証券
  • アイザワ証券
  • 極東証券
  • 丸三証券
  • 岩井コスモ

金利環境や市場の活況が続いた結果、証券セクターの収益や配当が相対的に安定している可能性が考えられます。

3. REIT(不動産投資法人)が多くランクイン

ランキングには、以下のような REIT(不動産投資法人)が多数ランクインしています。

  • 積水ハウスリート(3309)
  • エネクスインフラ(9286)
  • INV(8963)
  • 日本ホテル(3472)
  • サムティレジ(3459)

REIT は、もともと分配金利回りが高い傾向があるため、高配当ランキング上位に来やすい特徴があります。

4. 値上がりしている銘柄が多いのに利回りは高いまま

いくつかの銘柄は株価が上昇しているにもかかわらず、高い配当利回りを維持しています。

  • ダイドリミ:前日比 +49
  • いちごグループ:前日比 +1,050
  • 産業ファンド:前日比 +1,600

株価が上がると通常は利回りは低下しますが、それでも利回りが高いということは、配当金の水準が相対的に大きいことを意味します。

5. 売買高が極端に多い銘柄と少ない銘柄の差が大きい

売買高に着目すると、銘柄ごとの投資家の関心度の差がはっきり見えてきます。

  • FPG(7148):1,916,500株 と圧倒的な売買高
  • 一部の REIT:売買口数が数百〜数千口程度

個人投資家の人気が集中している銘柄と、ニッチな投資家に選ばれている銘柄の構図が読み取れます。

6. インフラ系・不動産系が安定して上位にいる

ランキング上位には、インフラや不動産に関連する銘柄が複数含まれています。

  • エネクスインフラ
  • 東京インフラ
  • いちごホテル
  • 日本ホテル

インフラ・ホテル・不動産といったセクターは、景気変動の影響を受けつつも、比較的安定したキャッシュフローを背景に配当を継続しやすい傾向があります。

7. 予想配当利回り 5%台後半以上の銘柄が50位まで続く

50位の NEW ART(7638)でも予想配当利回りは 5.53% となっており、ランキング全体として「高配当銘柄の層の厚さ」が目立ちます。

日本市場全体で、インカムゲインを重視する投資家にとって選択肢が増えていることを示唆する結果と言えます。

12/25 日本株  配当利回りトップ10

予想配当利回りランキング(1位〜10位)

順位 銘柄名(コード/市場) 現値 前日比 予想配当利回り 騰落率 売買高
1 ダイドリミ (3205/東S) 1,181 +49 8.47% +4.33% 570,100
2 東洋証 (8614/東P) 625 +11 8.00% +1.79% 641,400
3 積水ハウスR (3309/東証) 88,700 +500 7.63% +0.57% 5,461
4 エネクスインフラ (9286/東証) 55,000 +100 7.27% +0.18% 4,342
5 日本創発 (7814/東S) 837 +2 7.17% +0.24% 150,400
6 いちごグ (9282/東証) 49,500 +1,050 7.15% +2.17% 260
7 Vコマース (2491/東P) 689 +2 7.11% +0.29% 512,600
8 ディーエムエス (9782/東S) 3,280 +60 6.95% +1.86% 38,100
9 エニグモ (3665/東P) 432 ±0 6.94% 0.00% 329,600
10 カナディアン (9284/東証) 94,000 +500 6.87% +0.53% 2,089

追加情報

今回の高配当利回りランキングをより深く理解するために、投資判断に役立つ追加の視点をまとめました。市場環境の変化やセクターごとの特徴を踏まえ、初心者でも判断しやすいように整理しています。

金利環境が高配当銘柄に与える影響

金利が高い局面では、企業の資金調達コストが上昇し、財務体質の弱い企業ほど負担が増します。一方で、安定したキャッシュフローを持つ企業や、借入依存度の低い企業は相対的に強さを発揮しやすく、高配当を維持しやすい傾向があります。特にインフラ系や不動産系がランキング上位に多い背景には、こうした金利環境の影響が反映されています。

配当性向のチェックが重要になる理由

利回りが高い銘柄でも、配当性向が極端に高い場合は注意が必要です。利益に対して過剰な配当を続けている企業は、将来的に減配リスクが高まります。高配当ランキングを見る際には、利回りだけでなく、配当性向や利益の安定性も併せて確認することで、より安全性の高い銘柄選びが可能になります。

売買高の偏りが示す投資家の関心度

ランキング内には、売買高が極端に多い銘柄と少ない銘柄が混在しています。売買高が多い銘柄は流動性が高く、売買しやすい一方で、人気が集中しやすく短期的な値動きが荒くなることもあります。逆に売買高が少ない銘柄は、値動きが穏やかでも、売買したいタイミングで約定しにくい場合があります。投資スタイルに応じて、流動性の高低を意識することが重要です。

減配リスクと業績サイクルの関係

高配当銘柄の中には、業績が景気に左右されやすいセクターも含まれています。特に証券会社は市場の活況に収益が連動しやすく、相場環境が悪化すると減配の可能性が高まります。ランキング上位に証券会社が多い状況は、現在の市場環境が反映されたものであり、将来の相場変動によって利回りが変動する可能性を理解しておく必要があります。

REIT特有のリスクと利回りの関係

REITは高利回りが魅力ですが、物件価値の変動や金利上昇による借入コスト増加など、独自のリスクも存在します。特に金利上昇局面では、分配金の維持が難しくなるケースもあります。利回りの高さだけで判断せず、保有物件の質や運用方針、財務状況を確認することで、より安定した投資判断が可能になります。

高配当銘柄の「利回り急上昇」に潜む注意点

利回りが急に高くなっている銘柄は、株価が下落して利回りが見かけ上高くなっている場合があります。こうしたケースでは、業績悪化や将来の減配が織り込まれている可能性があるため、利回りの高さだけで判断するのは危険です。株価の推移や業績の変化を確認し、利回り上昇の背景を把握することが欠かせません。

高配当ランキングをやさしく理解するQ&Aガイド|初心者が知るべきポイントをまとめて解説

この記事では、日本株の高配当利回りランキングに関する内容を、初心者でも理解しやすいQ&A形式で整理しています。利回りが高い理由や注意点、セクターごとの特徴など、投資判断に役立つポイントを具体的なデータとともに解説します。ランキングを見ても「結局どれが良いのか分からない」という方に向けて、疑問を一つずつ解消していきます。

Q&A

Q1. 今回の高配当ランキングで特に注目すべきポイントは何ですか?

A: 最も大きな特徴は、予想配当利回りが8%を超える銘柄が複数存在する点です。例えば、1位のダイドリミ(3205)は8.47%、2位の東洋証券(8614)は8.00%と、日本株では非常に珍しい水準です。高配当を狙う投資家にとって、特に注目度の高いゾーンといえます。

Q2. なぜ証券会社がランキング上位に多いのですか?

A: ランキング上位には東洋証券、アイザワ証券、極東証券、丸三証券など複数の証券会社が入っています。これは、市場の活況や金利環境の影響で、証券会社の収益が比較的安定しやすい状況が続いているためと考えられます。証券会社は相場が動くほど手数料収入が増えるため、配当を維持しやすい傾向があります。

Q3. REIT(不動産投資法人)が多くランクインしている理由は?

A: REITはもともと分配金利回りが高い傾向があり、ランキング上位に入りやすい特徴があります。今回も積水ハウスリート(3309)、エネクスインフラ(9286)、INV(8963)などがランクインしています。REITは不動産収入を投資家に分配する仕組みのため、安定した利回りを期待しやすい点が魅力です。

Q4. 株価が上がっているのに利回りが高い銘柄があるのはなぜ?

A: 通常、株価が上がると利回りは下がります。しかし、ダイドリミ(前日比+49円)、いちごグループ(+1,050円)、産業ファンド(+1,600円)などは株価が上昇しているにもかかわらず高利回りを維持しています。これは、配当金の水準が相対的に大きく、株価上昇の影響を上回っているためです。

Q5. 売買高の差が大きいのはどういう意味がありますか?

A: 売買高は投資家の関心度を示す重要な指標です。例えば、FPG(7148)は1,916,500株と非常に多い一方、一部のREITは数百〜数千口と少ない状況です。売買高が多い銘柄は流動性が高く売買しやすい反面、人気が集中して値動きが荒くなることもあります。逆に売買高が少ない銘柄は落ち着いた値動きでも、売買が成立しにくい場合があります。

Q6. インフラ系や不動産系が安定して上位にいる理由は?

A: エネクスインフラ、東京インフラ、いちごホテル、日本ホテルなど、インフラ・不動産関連の銘柄が複数ランクインしています。これらのセクターは景気の影響を受けつつも、比較的安定したキャッシュフローを持つため、配当を継続しやすい傾向があります。長期的に安定した収益を求める投資家にとって魅力的な分野です。

Q7. 高配当銘柄を選ぶ際に注意すべき点はありますか?

A: 利回りだけで判断するのは危険です。利回りが高すぎる場合、株価下落によって見かけ上利回りが高くなっているケースもあります。また、配当性向(利益のうち配当に回す割合)が高すぎる企業は、将来的に減配リスクが高まります。業績の安定性や財務状況も併せて確認することが重要です。

まとめ

今回の高配当ランキングでは、8%台の利回りを持つ銘柄が複数登場し、証券会社やREIT、インフラ系などが上位を占めています。利回りの高さは魅力ですが、業績や配当性向、売買高なども確認し、総合的に判断することが大切です。高配当銘柄は長期投資の柱になり得るため、自分の投資スタイルに合った銘柄を慎重に選んでいきましょう。

プロフィール

40代/東京都市部在住 株式投資専業・投資歴10年

都内で株式投資を専業としている40代の個人投資家です。
サラリーマン時代に資産形成の重要性を痛感し、独学で投資を開始。試行錯誤を重ねながら10年以上マーケットと向き合い、現在は株式投資一本で生活しています。

投資スタイルは、中長期の企業分析を軸にした堅実な運用
決算・財務・事業構造を重視しつつ、景気サイクルや世界情勢の変化も踏まえた“現実的で再現性のある判断”を心がけています。

このブログでは、

  • 個人投資家がつまずきやすいポイント
  • 市場の変化をどう読み解くか
  • 家計目線でのリスク管理
  • 実体験から学んだ「やってはいけない投資」

など、実務的で生活に根ざした投資知識を発信しています。

「家族を守るための投資」「無理なく続けられる投資」をテーマに、読者の皆さんが自分のペースで資産形成を進められるよう、分かりやすく丁寧な情報提供を目指しています。

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