12/26 日本株 配当利回りトップ10

配当利回りランキング・全市場・2025/12/26 時点

1. 予想配当利回りトップは 8%超え

ダイドリミ(3205)8.30% で全市場トップとなっています。
日本株で 8%台の配当利回りはかなり高水準で、REIT 以外でこの利回りは珍しい水準です。

2. 証券会社が多数ランクインしている

上位50銘柄の中に、以下のような証券会社が多数含まれています。

  • 東洋証券
  • アイザワ証券
  • 極東証券
  • 岩井コスモ
  • 東海東京
  • 丸三証券
  • いちよし証券

このように、証券株が目立って多い構成となっています。
金利環境や売買代金の増加が背景にある可能性が考えられます。

3. REIT(不動産投資法人)が非常に多い

ランキング上位には、以下のような REIT が多数含まれています。

  • 積水ハウスREIT
  • エネクスインフラ
  • いちごグループのREIT
  • カナディアンソーラーインフラ
  • 東京インフラ
  • INV
  • 日本ホテル
  • サムティレジ
  • JHR

インフラ系・ホテル系の REIT が多く、高配当ランキングは REIT が強いという典型的な構造が見られます。

4. 高利回りでも株価は上昇している銘柄が多い

高配当でありながら、株価が上昇している銘柄も複数あります。

  • エニグモ(+3.24%)
  • 東洋証券(+2.88%)
  • 極東証券(+2.10%)

このように、高利回りかつ株価も上昇している “強い形” の銘柄が含まれている点は注目に値します。

5. 売買高が極端に少ない銘柄も混在している

一方で、売買高が非常に少ない銘柄も上位にランクインしています。

  • いちごグループ(売買高 314)
  • 日本ホテル(1,875)
  • 東京インフラ(1,745)

こうした銘柄は、利回りが高くても“売りたい時に売れない”流動性リスクを抱えている可能性があります。

6. 予想利回り 6%台後半〜7%台が密集している

ランキング全体を見ると、6.0〜7.5%の配当利回りゾーンに銘柄が集中しています。
日本株における「高配当ゾーン」の実態を把握するうえで、興味深いデータになっています。

7. 業種がかなり偏っている

上位50銘柄の業種を眺めると、以下の分野に偏っていることが分かります。

  • 証券
  • 不動産・REIT
  • インフラ関連
  • 一部の小売・サービス

一方で、製造業やハイテク企業はほとんど見当たりません。
高配当ランキングだからといって、必ずしも日本全体の“代表的な業種”が並ぶわけではないことが分かります。

ブログ向けのまとめコメント例

このランキングは、「高配当=安定企業」というイメージとはやや異なり、
「証券」「REIT」「インフラ」など、景気や金利の影響を受けやすい業種が中心になっている点が特徴的です。

また、利回りが高くても流動性が低い銘柄が多く含まれているため、
“利回りだけで銘柄を選ぶことの危険性” を示す教材としても優秀なデータだと言えます。

12/26 日本株 配当利回りトップ10

配当利回りランキング(1位〜10位)

順位 銘柄名(コード/市場) 現値 前日比 予想配当利回り 騰落率 売買高
1 ダイドリミ (3205/東S) 1,205 +24 8.30% +2.03% 469,900
2 東洋証 (8614/東P) 643 +18 7.78% +2.88% 1,276,500
3 積水ハウスR (3309/東証) 88,900 +200 7.61% +0.23% 10,994
4 エネクスインフラ (9286/東証) 54,900 -100 7.29% -0.18% 2,149
5 日本創発 (7814/東S) 836 -1 7.18% -0.12% 437,400
6 Vコマース (2491/東P) 685 -4 7.15% -0.58% 950,600
7 いちごグ (9282/東証) 49,750 +250 7.12% +0.51% 314
8 カナディアン (9284/東証) 92,700 -1,300 6.97% -1.38% 2,173
9 ディーエムエス (9782/東S) 3,290 +10 6.93% +0.30% 20,400
10 東京インフラ (9285/東証) 52,300 -1,100 6.85% -2.06% 1,745

国内市場・高配当利回りランキングにみる日本株の潮流

ニュース概要

ニュースソースと日付

本稿は、トレーダーズ・ウェブが掲載した「国内市場・予想配当利回りランキング」(2025年12月26日15:45時点)の市場データを基に構成しています。日本株の高配当銘柄がどのような構造で並んでいるのかを俯瞰し、個人投資家が注目すべきポイントを整理します。

ランキング上位の特徴

高配当利回りトップ層の構成

ランキング1位はダイドリミ(3205/東S)で予想利回り8.30%、2位は東洋証券(8614/東P)で7.78%、3位は積水ハウスリート(3309/東証)で7.61%となっています。利回り7%超の銘柄が複数並び、インカム投資家にとって魅力的な水準が続いています。

証券株とREITの存在感

上位には証券株やREIT、インフラファンドが多く、金利環境や市場ボラティリティの影響を受けやすいセクターが中心です。特に証券株は東洋証券、アイザワ証券グループ、極東証券などが軒並みランクインしており、相場活況の恩恵を受けている構造が読み取れます。

セクター別の視点

インフラファンドの安定利回り

エネクス・インフラ(9286)、カナディアン・ソーラー(9284)、東京インフラ(9285)など、インフラファンドが6〜7%台の利回りで複数登場しています。電力・再エネ関連の安定収益を背景に、利回り投資家からの支持が続いています。

REITの利回り水準

積水ハウスリート(3309)、INV(8963)、日本ホテル(3472)などのREITも上位に並び、5〜7%台の利回りを維持しています。金利動向や不動産市況の影響を受けつつも、分配金の安定性が評価されています。

市場全体の読み解き

利回り5〜8%台の厚い層

ランキング50位までを見ると、利回り5.5〜8%台の銘柄が幅広く並び、インカム投資を志向する個人投資家にとって選択肢が豊富な状況です。

相場環境と利回りの関係

証券株の上位集中は、売買代金の増加や市場活況が背景にあります。一方、REITやインフラファンドの高利回りは、金利環境の変化や不動産市況の調整を反映している可能性があります。

投資家が意識すべき視点

利回りだけで判断しない

高利回りは魅力ですが、株価下落による見かけ上の利回り上昇も含まれるため、業績や分配方針の確認が不可欠です。

セクター特性を理解する

証券株は相場環境に敏感、REITは金利に敏感、インフラファンドは安定収益型という特徴があり、利回りの裏側にあるリスク構造を理解することが重要です。

追加情報

今回の高配当利回りランキングをより深く理解するためには、データの背後にある市場環境や構造的な変化にも目を向ける必要があります。以下では、ランキングの読み解きを補強する追加情報として、投資判断に役立つ視点を整理します。

金利環境が高配当銘柄に与える影響

日本の金利環境は長らく低水準が続いてきましたが、近年は政策変更の可能性が意識されやすくなっています。金利が上昇すると、REITやインフラファンドの資金調達コストが増えるため、分配金の安定性に影響が出る場合があります。また、証券株は金利上昇局面で収益機会が増えることが多く、ランキング上位に証券会社が多い背景には、こうした環境変化が反映されていると考えられます。

流動性リスクの重要性

高配当利回りの銘柄には、売買高が極端に少ないものが含まれることがあります。流動性が低い銘柄は、急な価格変動に巻き込まれやすく、売りたいタイミングで売れない可能性が高まります。利回りの高さだけに注目すると、こうしたリスクを見落としがちになるため、売買高や板の厚さを確認することが欠かせません。

業績悪化による見かけ上の高利回りに注意

配当利回りが高い理由が、株価下落によるものなのか、企業の安定した利益成長によるものなのかを見極めることが重要です。業績が悪化して株価が下がり、結果として利回りが高く見えているケースでは、将来的に減配リスクが高まります。決算内容や事業の安定性を確認し、利回りの裏側にある要因を把握することが求められます。

セクター偏重によるリスク分散の難しさ

ランキング上位が証券、REIT、インフラ関連に偏っている状況では、利回りだけを基準に銘柄を選ぶと、ポートフォリオが特定セクターに集中しやすくなります。これらのセクターは景気や金利の影響を受けやすいため、分散投資の観点からは注意が必要です。高配当投資を行う際には、セクターごとの特性を理解し、偏りを避ける工夫が求められます。

国内市場特有の構造変化

日本市場では、企業の株主還元姿勢が強まっており、配当や自社株買いを重視する動きが広がっています。一方で、還元方針が急に変わる企業も存在するため、配当政策の継続性を確認することが重要です。特に、業績の変動が大きい企業や外部環境の影響を受けやすい企業では、配当の安定性に差が出やすくなります。

個人投資家が取り入れるべき視点

高配当銘柄は魅力的に見えますが、利回りの高さだけで判断すると、リスクの高い銘柄を選んでしまう可能性があります。配当性向、業績の安定性、セクター特性、流動性など、複数の観点から総合的に判断することが重要です。また、短期的な利回りにとらわれず、中長期で安定した収益を得られるかどうかを見極める姿勢が求められます。

【初心者向け】日本株・高配当利回りランキングをQ&Aでわかりやすく解説

2025年12月26日時点の日本株「配当利回りトップ10」をもとに、高配当銘柄の特徴や注意点をQ&A形式で整理しました。ランキングには証券株やREIT、インフラファンドが多く含まれ、初心者が見落としがちなポイントも多くあります。この記事では、投資判断に役立つ視点を質問と回答形式でわかりやすくまとめています。

Q&Aで理解する高配当銘柄のポイント

Q1. 今回のランキングで最も高い配当利回りはどれですか?

A. 1位はダイドリミ(3205)で、予想配当利回りは8.30%です。日本株で8%台は非常に高く、特にREIT以外でこの水準は珍しいといえます。高配当投資を考える際の象徴的な数字です。

Q2. なぜ証券会社の銘柄が多くランクインしているのですか?

A. 上位50銘柄の中には東洋証券、アイザワ証券、極東証券、岩井コスモなど複数の証券会社が含まれています。背景には、売買代金の増加や市場の活況があり、証券会社の収益が伸びやすい環境が続いていることが挙げられます。証券株は相場の動きに敏感なセクターである点も特徴です。

Q3. REITやインフラファンドが多いのはなぜですか?

A. ランキング上位には積水ハウスREIT、エネクスインフラ、カナディアンソーラーインフラなどが並んでいます。REIT(不動産投資法人)やインフラファンドは、賃料収入や再エネ発電など比較的安定した収益を背景に高い分配金を維持しやすい仕組みがあります。そのため、利回りランキングでは上位に入りやすい傾向があります。

Q4. 高配当なのに株価が上昇している銘柄があるのはなぜですか?

A. 例えばエニグモ(+3.24%)、東洋証券(+2.88%)などは利回りが高いだけでなく株価も上昇しています。これは業績や市場環境が評価されているケースで、利回りと株価の両方が良好な「強い形」の銘柄といえます。高配当投資では、こうした銘柄を見つけることが重要です。

Q5. 流動性が低い銘柄があると聞きましたが、どんなリスクがありますか?

A. いちごグループ(売買高314)、日本ホテル(1,875)、東京インフラ(1,745)など、売買高が非常に少ない銘柄も上位に含まれています。流動性が低いと、売りたい時に売れない、価格が大きく動きやすいといったリスクがあります。利回りだけで判断すると見落としやすいポイントです。

Q6. 高配当銘柄はどの利回り帯に集中していますか?

A. ランキング全体を見ると、6.0〜7.5%の利回り帯に多くの銘柄が集中しています。日本株の高配当ゾーンの実態を把握するうえで参考になるデータです。

Q7. 業種が偏っていると聞きましたが、どんな影響がありますか?

A. 上位50銘柄は証券、REIT、不動産、インフラ関連に偏っています。製造業やハイテク企業はほとんど見当たりません。利回りだけで選ぶと、ポートフォリオが特定セクターに集中しやすく、景気や金利の影響を強く受ける可能性があります。

Q8. 高配当銘柄を選ぶ際に気をつけるべきポイントは何ですか?

A. 利回りの高さだけで判断しないことが重要です。株価下落による「見かけ上の高利回り」もあるため、業績、配当方針、セクター特性、流動性などを総合的に確認する必要があります。特に、配当性向(利益のうち配当に回す割合)や過去の配当実績は参考になります。

まとめ

今回のランキングは、証券株やREIT、インフラファンドが中心であり、高配当=安定企業とは限らないことがわかります。利回りの高さは魅力ですが、流動性や業績、セクター特性を理解しないとリスクを抱える可能性があります。投資判断では、数字の裏側にある構造を読み解き、複数の視点から銘柄を選ぶことが大切です。まずは気になる銘柄の業績や配当方針を確認し、自分の投資スタイルに合った高配当投資を進めていくことをおすすめします。

記事を書いた人

プロフィール
こんにちは!山田西東京と申します。株式投資を始めて10年以上の経験を積み、なんとか中級者くらいには成長したかなぁ、と自分では思っております。現在、勉強と反省を繰り返しながら株式投資に情熱を持って取り組んでおります。リスク管理に徹することが成功の近道と信じております。
参考サイト:会社四季報
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